製品紹介
当社は、素材調質から熱処理・機械加工までを一貫製造しております。
自社で熱処理と機械加工を一貫して実施している一番のメリットは、熱による歪みと機械加工の調和を図った設計思想の基、製品を作り出すことができることです。すなわち、一般的には、熱処理後は、必ず熱による歪みが生じるため、その歪みを機械加工で補正しますが、当社は、あらかじめ歪みを考慮し、できる限り機械加工少なくしています。これにより、機械加工の工数が削減されるばかりか、長期にわたり初期の形状が保持されやすい部品が出来上がります。このため、当社の製品は、加工精度と耐久性双方を求められる部分(トランスミッションや軸受等)に多く用いられています。
1.素材調質 | 2.機械加工 |
3.高周波熱処理 | 4.研磨加工 |
ブルドーザー関連
燃料である軽油を燃焼させて発生した動力を、足回りの駆動部分に伝える「トランスミッション」と呼ばれる部分の部品を製造しています。昭和30年代は、土砂などをすくい上げる「ブレード」のツース(歯)の焼き入れ作業を主に行っていた時代もありました。 |
キャリア | ピストン | リテーナー |
油圧ショベル関連
「バケット」「アーム」「ブーム」からなる作業機械部分の部品を製造しています。人間の腕に例えれば、アームは肘から先、ブームは肘から肩の間の部分。いずれも油圧で伸縮駆動する円筒形のシリンダ部品を手掛けています。バケットの「ツース」の焼き入れも行っています。 |
ピストン | ヘッドシリンダー | フランジ |
ホイールローダー関連
ブルドーザと同じく「トランスミッション」の部品を製造しています。ホイールローダは履帯で走るブルドーザと異なり、タイヤがついているので平坦な道路では速いスピードでの走行が要求され、更新できる機能も必要です。このため、歯車が複雑に組み合わされています。 |
ピストン | ケージ | プレートエンド |